皮膚に出来る突起物

看護師

正しい知識で肌を守る

いぼとは、肌にできる出来物のことです。原因は2つ、ウイルスか加齢によるものとされています。ウイルス性のものは、極小のヒトパピローナウイルスによって発生します。粘膜を介して感染するのですが、ヒトパピローナの種類は100以上あり、自然界や自分自身の体内に元から存在するものさえあります。ですので私たちに出来る予防法は、傷口を無防備に晒さない、大勢が利用するものは極力触らない、ということぐらいです。また、加齢によるいぼは、肌が老化によって再生しにくくなった結果、現れます。特に紫外線を浴びる箇所はできやすく、予防としては長く太陽に肌を晒さない、といった方法がベストです。しかし、どんなに予防に努力しても限界があり、いぼはできてしまいます。そうなると、手術によって除去することが一番の方法となります。いぼ手術には様々な方法があり、「液体窒素による凍結凝固術」「レーザー手術」「メスによる切開」の3つが代表的なものとされています。それぞれにメリットデメリットがあり、費用や手術後のことを考え、皮膚科医と相談しながら選択することをおすすめします。どの手術であっても、一定の効果は得られます。ですからいぼを除去したいと希望するなら、まずは皮膚科を受診し、診断を受けましょう。いぼについて、感じ方は人それぞれです。気にしない人、気に病む人、他人の目が気になる人。どうしてもマイナスイメージになりがちなのは、ほくろやそばかすと違い、チャームポイントとは言いにくいものだからでしょう。そうなると、最も適した対処は美容外科での治療です。手術となれば、当然メリットデメリットが存在します。たとえば液体窒素を用いたものやメスで切開する方法は保険が適用されますが、その分痛みや傷が気になります。レーザー手術は施術時間が短く痛みも少ないものの、保険適用外ですので治療費が高額になってしまうことも少なくありません。手術は考えることもお金も、色々と掛かるものですが、それでも体のことです。まして目につくいぼは、放置するのも難しいのではないでしょうか。だとしたら、しっかり目的を持って手術に挑みましょう。悪性のいぼはすぐに取り去るべきですし、良性のものであっても、体に害はなくとも心は別かもしれません。自分に自身がない、人と顔を見合わせるのが苦手、そういったコンプレックスをいぼが引き起こすこともあります。ですからそんな自分を変えたい、前向きになりたい、気分を明るくしたい、など内面的な希望も、手術の立派な目的となり得ます。自分の体にあるものだから、出来るだけうまくつき合い、必要ならば治療もすべきです。悩む方は、まず第一歩としていぼの状態を診断してもらい、しっかりと向き合うことから始めましょう。